妊娠子育て記

アラフォー再婚不妊治療からの育児と日常記録

夫婦育休でよかったこと

もうすぐ私の育休が終わります。そう決めたのは自分なのに、働きたくない・・。今はもう夫は働いているのですが、産まれてから約半年間は夫婦育休をとっていて、とても良い期間を過ごせました。忘れないうちに振り返りたいと思います。

 

夫婦育休の良かったこと
  • 大変な時期を二人で育児

昼夜問わず起きては泣いての時期に一緒に子育てできて、体力精神ともに負担が半分になりました。生まれて1か月は里帰りをしていたのですが、生活を両親のペースに合わせることや、夜間は完全に一人になることがつらかったです。その後、夫婦で自宅で子育てできる方が数段楽でした。だんだん気持ちと体が回復していく私の様子を夫が見て、だんだん元気になっているねと気づいてくれるのも嬉しかったです。

  • 夫が育児のプレイヤー

夫婦二人とも時間が対等にあるので、夫がサポーターではなく二人ともプレイヤーに自然となりました。父親は泣き声で起きないということもなく、むしろ里帰りの1か月で私が夜対応するのがつらすぎた反動で、夫の方が夜対応をメインで行いました。すぐに起きて、すぐに眠れる気質のようで、うらやましかった。時間で交代制をきちんと決めるかも検討したのですが、我が家は特に分けずに今できる育児や家事をできる方がやると、していました。

  • 夫婦それぞれ自分時間創出

お互いが行いたい本業以外の事、趣味、勉強などの時間をとることもできました。家の中では、お互い空気を読んでぬるっと自分時間を作っていて、要領の悪い私がたまに「私の方が自分時間をとれていない!」と愚痴を言うこともありましたが、大概うまくできました。我が家では、あまり決め事が多いと息苦しくなると感じたためです。

家の外の予定については、googleカレンダーを共有してお互いの予定を把握していました。私は語学の資格取得、一人で外出、スポーツジム通いなど行うことができました。

  • 平日にゆっくり外出+海外旅行

生後1か月でベビーカーを買い、休日は混んでいるお店に平日ふらっと三人で行ったり、近所を散歩したり、初めての子育ての日常をのんびり行うことができました。

さらに、1週間ほど海外旅行にも行くことができました。まだコロナ対策が厳しい時期で、帰国前PCR検査はひやひやしましたが、無事乗り切りました。

  • 引越し

まとまった時間があるために、引越し先検討・引越し・後片付けをスムーズにできました。まだ子もごろごろしている頃だったので、物をがちゃがちゃさせてもあまり問題が出ませんでした。

  • お金がある

育児休業給付金があり、当面生活することはできてとても安心でした。育休の最初の6ヵ月は賃金月額の67%ということなので、本当はもっと長くてもよかったですが夫は6ヵ月取得しました。育休取得に快く応じてくれた企業にも感謝です。男性が長期育休をとるのがもっと当たり前な社会になるとよいなと思います。

 

夫婦育休のつらかったこと
  • 誰かと比較

子、夫、自分の世界が強くなるので、夫と比べて「ここがうまくできない」とへこむことがありました。世界が狭くなるというか。また、「夫の育休が終わったら一人で育児できるのだろうか」と不安になることも。夫が働いていて一人で育児をしている母親像と自分を比べて、自分には育児力が育っていないと思ってしまったりも。これは夫婦育休でなくても、不安になったら同じようになっていたかもしれません。

  • お金がない

お金はいただけるのですが、通常時よりはもちろん少ないので不安になることも。そんな時は長期的にみてこれくらいのお金が必要だから・・と計算して大丈夫と安心を得ていました。

 

総じて、今しか得られない貴重な三人の時間をゆっくり過ごせてよかったと思っています。